【2026年版】第二種電気工事士 試験日程|上期・下期スケジュール完全ガイド

はじめに

「いつ申し込めばいいの?」「学科に合格してから技能まで何ヶ月ある?」——第二種電気工事士を初めて受ける人が最初に戸惑うのが、この試験スケジュールの把握です。

第二種電気工事士は年2回(上期・下期)の受験機会があり、出願から合格発表まで数ヶ月かかります。全体の流れを知っておくと、勉強の開始時期や有給の取り方も計画しやすくなります。

※ 試験日程・出願期間は毎年変わります。この記事の情報は目安です。受験を決めたら必ず一般財団法人 電気技術者試験センター(公式)で最新の日程を確認してください。

上期・下期の2回チャンスがある

第二種電気工事士の試験は、1年に上期と下期の2回実施されます。どちらも「学科試験 → 技能試験」の流れで、学科に合格した人(または学科免除の対象者)だけが技能試験に進めます。

また、学科に合格すると、申請により次回と次々回の試験で学科が免除されます(令和7年から次々回まで拡大)。つまり上期の学科に合格して技能を落とした場合、次の下期と翌年の上期の2回、学科を受けずに技能だけ受験できます。

2026年度の試験日程

2026年度に受験を予定している人向けに、上期・下期のスケジュールをまとめます。下期は公式発表で日程が確定しています(この記事では確定日程と例年の目安をはっきり分けて書いています)。上期は既に終了しているため、流れの参考として残しています。

🔔 2026年度下期の申込みは9月3日で終了しました

次に申し込めるのは 2027年度の上期です(例年3月中旬〜4月上旬に受付。日程は公式発表を待ってください)。下期の学科試験(CBT方式)は9月24日から始まりますが、申込みはその3週間前に締め切られていました。

2026年度 上期試験スケジュール(終了・公式日程)

項目日程
インターネット申込み開始2026年3月16日(月)10時
申込み締切2026年4月6日(月)17時
学科試験(CBT方式)2026年4月23日(木)〜 6月7日(日)
学科試験(筆記方式)2026年5月24日(日)
学科合格発表公式に日付の発表なし
技能試験2026年7月18日(土)または 7月19日(日)
技能合格発表公式に日付の発表なし

2026年度 下期試験スケジュール【公式発表の確定日程】

以下は電気技術者試験センターの公式発表で確認した確定日程です(確認日:2026年8月13日)。「〜頃」ではなく日付が出ているものは、この表のとおりに動きます。

項目日程
受験申込み開始2026年8月17日(月)10時
受験申込み締切2026年9月3日(木)17時
学科試験(CBT方式)2026年9月24日(木)〜 11月8日(日)
学科試験(筆記方式)2026年10月25日(日)
技能試験2026年12月12日(土)または 12月13日(日)
学科・技能の合格発表公式に日付の発表なし(例年、学科は試験後おおむね1か月・技能は翌月下旬頃)

まず押さえるのは申込みの締切です。学科試験がCBT方式で9月24日から始まるのに対し、申込みはその3週間前の9月3日17時で締め切られました。「試験はまだ先」と思っているうちに申込みが終わっているのが、下期でいちばん多い取りこぼしです。次の期に受けるなら、まず受付開始日を確認してください。

技能試験の日は2日間のどちらかで、受験地によって割り当てが変わります。自分がどちらになるかは受験票で確認してください。

※ 合格発表日は公式に日付が出ていないため、上表では目安であることを明示しています。当サイトでは公式発表で確認できた日付と、例年の目安を混ぜません。最新情報は必ず一般財団法人 電気技術者試験センターで確認してください。

上期の大まかな流れ

上期の試験は春〜夏にかけて行われます。おおよその目安は以下の通りです(年度によって変わります)。

  • 3月中旬〜4月上旬:出願受付(2026年度は3月16日〜4月6日)。インターネットまたは書面で申し込む
  • 5月頃:学科試験(筆記またはCBT方式)
  • 6月頃:学科試験の合格発表
  • 7月頃:技能試験
  • 8月頃:技能試験の合格発表・免状申請へ

CBT方式(コンピュータ試験)を選択すると、学科試験の受験期間が数週間単位で設けられ、好きな日時・会場を選べます。ペーパー試験と出題内容は同じです。

下期の大まかな流れ

下期の試験は秋〜冬にかけて行われます(例年の流れ。2026年度の確定日程は上の表を参照してください)。

  • 8月:出願受付開始
  • 9月下旬〜11月上旬:学科試験(CBT方式は期間内で受験日を選ぶ/筆記方式は10月下旬の1日)
  • 11月頃:学科試験の合格発表
  • 12月中旬:技能試験
  • 翌1月頃:技能試験の合格発表・免状申請へ

CBT方式は受験日を自分で選べる点が、下期では効いてきます。技能試験の日は固定なので、学科を早めに受けるほど技能の練習期間が長く取れます。2026年度なら、9月下旬に学科を受ければ技能まで約2ヶ月半、11月上旬まで引っ張ると約5週間しかありません。詳しくは上期・下期の年間スケジュールで逆算しています。

なお、電気工事士の学科試験は2027年度(令和9年度)から原則CBT方式へ移行すると試験センターが告知しています。筆記方式を前提にした日程の見方は2026年度までです。

上期と下期で比べると、下期は年末に技能試験が重なるため、仕事が繁忙な人は注意が必要です。自分の業務繁忙期と照らし合わせてどちらの期を受けるか決めると、勉強時間を確保しやすくなります。

2026年度 第二種電気工事士の試験日程を月別に並べた図:上期は申込3月16日〜4月6日・学科CBT 4月23日〜6月7日・学科筆記5月24日・技能7月18日または19日、下期は申込8月17日〜9月3日(締切済み)・学科CBT 9月24日〜11月8日・学科筆記10月25日・技能12月12日または13日。上期下期ともCBT方式と筆記方式の両方があり、合格発表日は公式に日付の発表がないため図には入れていない
2026年度 上期・下期の試験日程(公式発表の確定日程)

上期と下期どちらを選ぶ?選び方の早見表

「上期と下期、どっちを受ければいいの?」と迷う人向けに、判断材料を一覧にしました。試験内容そのものは同等なので、最終的には自分の仕事の繁忙期と勉強時間の取りやすさで決めるのが現実的です。

観点上期がおすすめ下期がおすすめ
仕事の繁忙期夏に繁忙でない人冬に繁忙でない人
勉強開始時期1〜2月から7〜8月から
技能試験の気候7月(暑い)12月(寒い・手がかじかむ)
学科免除の活用上期不合格でも下期に再挑戦できる下期不合格でも翌年上期に再挑戦
一発合格率の傾向わずかに上期が高めという声も大差なし(試験内容は同等)

現場仕事の繁忙期と試験勉強・受験期のかぶりを避けるのが最大のポイントです。年度末の追い込みで残業続きなのに学科直前、というのは一番きついパターンです。

特に技能試験は手作業なので、冬の冷えで手がかじかむ下期はやや不利と感じる人もいます。一方、夏は会場が暑くて集中が切れるという声もあるので、どちらにも一長一短はあります。

出願から逆算して勉強スタートを決める

「いつから勉強を始めればいいか」は、受験する期の学科試験日から逆算するのが確実です。

  • 3ヶ月前から始めると、週5〜7時間ペースで学科に対応できる
  • 6ヶ月前から始めると、週3〜4時間のゆとりあるペースで学科+技能の準備ができる

具体的なスケジュールの組み方は、こちらの記事にまとめています。

→ 第二種電気工事士 学科 完全合格ロードマップ|独学3ヶ月・6ヶ月・1年プラン

シーズン別の準備チェックリスト

受験を決めたら、各フェーズでやることをチェックリスト形式で押さえておくと取りこぼしがありません。「出願期」「学科対策期」「技能対策期」「試験当日〜免状申請」の4フェーズに分けて整理します。

フェーズ1:出願期(試験4〜6ヶ月前)

  • □ 一般財団法人 電気技術者試験センター公式サイトで申込み手続きを確認
  • □ 顔写真の準備(規格・期限に注意)
  • □ 受験料の支払い手段確認(クレジットカード/コンビニ等)
  • □ CBT方式か筆記方式かを選択
  • □ 学科試験日の有給休暇取得(CBTなら平日選択可)

フェーズ2:学科試験対策期(試験1〜3ヶ月前)

  • □ 過去問題集を5〜7年分入手
  • □ 勉強スケジュールを立てる
  • □ 苦手分野(計算 or 暗記)の把握
  • □ 模擬試験で本番形式に慣れる

フェーズ3:学科後〜技能試験対策期(学科合格発表〜技能試験1ヶ月前)

  • □ 技能試験用工具一式の購入
  • □ 候補問題13問を確認
  • □ 練習材料セットの準備(電線・器具)
  • □ 複線図の書き方を練習

フェーズ4:技能試験当日〜免状申請

  • □ 技能試験用工具・受験票の最終確認
  • □ 合格発表後、免状申請書類の入手
  • □ 都道府県への申請(証明写真・住民票・申請手数料)

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免状申請を忘れない

技能試験に合格しても、免状の申請をしなければ資格は取得できません。申請先は各都道府県の担当窓口で、合格通知に手続きの案内が同封されています。

申請に必要なものは年度・都道府県によって異なりますが、一般的には証明写真・住民票・合格通知・申請手数料が必要です。合格発表後に案内をよく確認して、期限内に手続きします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 第二種電気工事士の試験は年に何回受けられますか?
A. 年2回(上期・下期)の受験機会があります。どちらの期も「学科試験 → 技能試験」の流れで、学科に合格した人(または学科免除の対象者)だけが技能試験に進めます。出願から合格発表までは約4〜5ヶ月かかるため、受ける期を決めてから逆算して勉強を始めるのが現実的です。試験日程と出願期間は毎年変わるので、最新の日程は本記事の日程表と公式サイトで確認してください。

Q2. 申込みから合格発表までの流れを教えてください。
A. 「受験申込み → 学科試験(CBT方式または筆記方式)→ 学科の合格発表 → 技能試験 → 技能の合格発表 → 免状申請」の順に進みます。見落としやすいのは申込みの締切で、学科試験が始まる数週間前に受付が終わります。「試験はまだ先」と思っているうちに申込みが終わっているのが、下期でとくに多い取りこぼしです。各期の受付期間と試験日は本記事の日程表にまとめています。

Q3. 学科試験のCBT方式と筆記方式はどちらを選べばいいですか?
A. 出題内容は同じなので、受験日を自分で決めたいかどうかで選びます。CBT方式(コンピュータ試験)は学科の受験期間が数週間単位で設けられ、その中から好きな日時・会場を選べます。筆記方式は決まった1日に受けます。技能試験の日は動かせないため、CBTで学科を早めに受けるほど技能の練習期間を長く取れます。なお学科試験はCBT方式が原則になる方向で、筆記方式を選べる期間には区切りがあります。いまどちらを選べるかは本記事の日程表で確認してください。

Q4. 技能試験に落ちた場合、次はまた学科から受け直しですか?
A. 学科試験に合格していれば、申請により次回と次々回の試験で学科が免除されます。たとえば上期の学科に合格して技能を落とした場合、次の下期と翌年の上期の2回、学科を受けずに技能だけ受験できます。免除は自動ではなく申請が必要なので、受験申込みのときに手続きを確認してください。

まとめ

  • 第二種電気工事士は年2回(上期・下期)受験できる
  • 学科合格後は次回・次々回の2回分(1年分)学科が免除されるので、技能を落としても次期に持ち越せる
  • 出願から合格発表まで約4〜5ヶ月かかる
  • 試験日から逆算して3〜6ヶ月前には勉強を開始するのが目安
  • 合格後の免状申請も忘れずに

※ 日程は毎年変わります。受験前に必ず公式サイトで確認してください。

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→ 【第二種電気工事士】試験要項チェックリスト|出願前に確認すべき5項目

合格後に働く場所を先に決めておく

試験日程から逆算して勉強を始めるなら、同じタイミングで「合格後にどこで働くか」もざっくり見ておくのがおすすめです。受験動機を「資格取得」だけで終わらせず「あの職場に行くため」に変えると、長丁場の勉強でも軸がブレません。